というわけで!(どういうわけだ)
四天王寺のご紹介ダイジェスト~~
- 四天王寺ができたのは
推古天皇元年(593)
仏推しの蘇我氏と、反対派の物部氏の戦いがあったとき、
聖徳太子は蘇我氏のバックについておりました。
(聖徳太子の両親はどっちも蘇我稲目の娘の子。
だから聖徳太子は蘇我氏とのつながりが深いのじゃ)
蘇我氏の形勢が不利だったため、聖徳太子は自ら四天王像を彫り、
「勝ったら四天王のための寺院を建てる」と誓願。
見事蘇我氏が勝利したので、誓いの通りに四天王寺を建立したのでした。 - 四天王寺の伽藍配置は!
「四天王寺式伽藍配置」
日本では最も古い建築様式の一つだそう。
その源流はもちろん、仏教を日本に伝えてきた中国や朝鮮半島。
聖徳太子が建てた当時の建物自体は昔に
なくなってしまっていますが
(平安時代の836年にはすでに落雷で五重塔が破損、
960年には火災で全焼・・・)、
6~7世紀の大陸の建築様式が
現代日本にも残されているというのは・・・すごいなぁ(←語彙力) - 四天王寺の宗派は!
なし。
天台宗に属していた時期もあったようですが、
そもそも奈良時代まではいわゆる宗派が
成立していなかったですし
(“仏教”という言葉もなく、
聖徳太子の頃は“仏法”といわれてた)、
日本仏教の祖とされる聖徳太子建立の寺であり、
全仏教的な立場から昭和21年に
「和宗総本山」として独立したそうです。 - 四天王寺の総面積は!
なんと甲子園球場の3倍の広さ!
正直、中心伽藍部分だけが四天王寺だと思ってました・・・が、
聖徳太子の御霊を祀る聖霊院があったり、
たくさんのお宝を所蔵している宝物館があったり、
極楽浄土の庭があったり。
さらに、境内の中には小さなお寺
(個人のおうちみたいな)が
ぽつぽつとあります。知らなかった! - さらに!
毎月21日に行われる大師会では、
この広い境内にたくさんの露店が並ぶそうです!
しかも中心伽藍が無料開放、
五重塔最上階回廊も解放されているのだとか。
えぇぇ楽しそう・・・!コロナだからどうなのかなと思ったけど、
一応1月も露店も出て開催されたようですね。
うーん、それでも人込みは怖いから、
コロナが終息したらぜひ行ってみたいと思います!
1400年の歴史があるどでかいお寺。
そう簡単に紹介できるものではありませんが、
ひとまず以上がなつきち調べでございました・・・次回、なつきち四天王寺に行く、の巻。2021.1.27 姫松なつき
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