わたしが歴史好きになった一番のきっかけは、
陰陽師・安倍晴明サマです。
中学生の頃、
図書館のライトノベルコーナーで、
表紙の美しさに惚れて借りたのが、
美しく怪しい陰陽師見習いの少年が
主人公の「暗夜鬼譚」シリーズ(瀬川貴次 著)でした。
ちょうどその頃、
本好きの父の本棚に夢枕獏氏の「陰陽師」があるのを発見。
わたしがどっぷり陰陽師にハマっていくのを見てなのか、
父が岡野玲子氏の漫画版「陰陽師」も買ってきて。
さらにその頃、
野村萬斎サマが主演で映画化までされて、
わたしの中で一大ブーム!
中二病まっさかり。
耽美で怪しげな雰囲気の晴明サマに夢中になって、
京都へ晴明サマゆかりの地を巡る旅までしに行ったものです。
安倍晴明に関する本を読み漁っていたところ、
大阪にも晴明サマゆかりの安倍晴明神社があることを知り、
アポロシネマで「陰陽師 Ⅱ」を観た帰りに訪れました。
京都の晴明神社ほどのにぎわいはない、
静かなところでした。
晴明神社は晴明サマの屋敷跡に建てられた神社ですが、
安倍晴明神社は生誕の地。
阿倍野の地名の由来は、
昔この地にいた豪族・阿倍氏にあって
(所説あるそうですが、これが一番有力な説)、
晴明サマはその子孫であり、
阿倍野の出身であると言われているのです。
そのため、境内には
「安倍晴明生誕地」の碑や、
安倍晴明公 産湯井の跡があります。
また、晴明サマのパパン・保名の名を冠した泰名稲荷神社や、
狐であったと言われる晴明サマのママン・葛之葉が
信田森から飛来する姿をイメージした像
(葛之葉霊狐の飛来像)があり、
晴明サマのファミリーに触れられる神社でございます。
もう長らく訪れていないので、
久しぶりにまたお参りに行きたいなぁ。
境内では、
日替わりの占いコーナーなんかもあるそうなのですよ。
知らなかった!
ああ、晴明サマ・・・
このコロナ禍の世をお救いください・・・
って、なんだと!?
安倍晴明神社では、
晴明サマへのお手紙を奉納しているそうですよ!!
全国各地どこからでも、
奉納料を添えて阿倍王子神社
(安倍晴明神社は、阿倍王子神社の末社なのです)
へ送ると、
晴明サマの元へ届けてくださるんですって!!
コロナ禍の今にはぴったりですね!
だけど大阪に住んでるなら・・・
やっぱり直接赴きたいところ。
わたしは密を避けて、
住之江から自転車かっ飛ばして行こうかな。
参考文献:安倍晴明神社ホームページ(http://abeouji.tonosama.jp/abeseimeijinja/index.html)
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