お地蔵さんって言ったら
たぶん誰でも、なんとなくイメージできると思う

だいたい、道端によくいて
坊主頭で赤い前掛けしてる、とか

でも、それを“お地蔵さん”と認識してるだけで

あらためて
「お地蔵さんってなんやろ」
って思ったとき

わたしは知らなかったので
調べたことを、ちょっとここで
まとめて紹介させてください~~

***

お地蔵さんも仏像のひとつで
正式には「地蔵菩薩」というそうです。

仏教では、お釈迦さんが亡くなった後
56億7千万年後に、弥勒菩薩が次の如来
(悟りを開いた者)になり、この世に現れて
人々を救ってくださると言われているそうなのですが

この、56億7千万年の間、
救済者が誰もいない世の中じゃ大変、ということで
この世にとどまり、人々を苦しみから救ってくれるのが
「地蔵菩薩」なのです。
(「菩薩」というのは
悟りを開くために修行中の者)

お地蔵さんの名前の由来は
「全ての命を生み出す大地のように慈悲を蔵する」
というもの。

「おじぞーさん」と何の気なしに呼んでいたけど
すこぶる深い意味があったのですね・・・

お地蔵さんは、
地獄に落ちた人をも救う菩薩ということで
平安時代から民間人にも親しまれ、
それで町のあちらこちらにも造られるように
なったそうです。

また、仏教では、
子どものうちに親より先に死ぬのは罪深いと
されているそうで
だけどもそれでは子どもが可哀そうすぎるから
地獄から子どもを助けてあげる存在というのが
お地蔵さんなのです。

流産したりして赤子を亡くしたときに祈る
“水子地蔵”というのを聞いたことはありましたが
なるほど、お地蔵さんがそもそも子どもの
守り神だったわけですね。

前回の記事で紹介した住吉の「地蔵寺」にある
“子安地蔵”というのは
赤子を抱いているお地蔵さんで
安産を守護してくれたり、
なかなか赤ちゃんを授かれない人に
妊娠の計らいをしてくれるお地蔵さん。

とにかく、お地蔵さんというのは
子どもにまつわる仏像なんですね~~

夏にあちこちで「地蔵盆」が行われますが
恥ずかしながら、これも何のこっちゃ
知らなかったんですよ・・・

夏のとある日、お子と一緒に
近所のお地蔵さんの前を通りがかったとき
おばちゃんたちが何人かいて
「今日は地蔵盆やからお菓子持っていき」
と、お菓子もらったことあるんです。

地蔵盆は地蔵菩薩の縁日で
お盆に近い旧暦の7月24日に行われるのですが
子どものためのお地蔵さんだから、
子どもにお菓子配ってはったんだなぁ。

お地蔵さんが赤い前掛けしてるのも
「子どもが健やかに育ちますように」という
想いが込められて奉納されたものだそう。

あれ、よだれかけっぽいけど
よだれかけって言っちゃダメかなって
思ってたのですが・・・

よだれかけだったんですね(笑)

いつもはお地蔵さんだと気づいても
スルーしていましたが
これからは通りがかったら
少しでもお参りしていこうかなと思いました

コロナで地蔵盆も行われないでしょうし
いろんな学校行事がなくなって
かわいそうな子どもたち

せめて元気でいられますように
お地蔵さんにお祈りしたくなりました

 

2021.6.6 姫松なつき

参考文献:Wikipedia(地蔵盆)

     信州 善光寺(https://www.zenkoji.jp/)

     ラジオ関西トピックス ラジトピ
      「子どもが主役の『地蔵盆』
       お地蔵さんが子供たちを守る存在といわれる理由」
     (https://jocr.jp/raditopi/2020/08/22/124423/)

     お墓さがし
      「水子地蔵には違いがある?
       寺院での水子供養の仕方も解説」
     (https://ohaka-sagashi.net/news/mizukojizo/)

     Japaaan
      「赤いよだれかけには意味がある。
       道端のお地蔵さんはなぜ子どもの姿をしているのか?」
     (https://mag.japaaan.com/archives/108269/2)

     『イラストでわかる やさしい仏教』(監修 大角修)
     『マンガでわかる 仏像』(監修 三宅久雄)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    ページ上部へ戻る