一心寺 ~酒封じの神~

お寺の境内に
おもむろに存在する“酒封じの神”。
一心寺に、なんで?と思いますよね。

本堂の向かい側に、
大坂夏の陣で討ち死にした
徳川方の武将 本田忠朝の墓があるのですが、
彼こそが酒封じの神。
どうやらこの人たいそうお酒好きだったのか、
戦の最中にもアルコールが残っていたようで不覚をとり、
大坂冬の陣では敵の猛攻にあって逃げたんだとか。
それを家康に怒られて、
汚名返上をと夏の陣では徳川の先鋒を務めるも、
最後には首を捕られてしまいましたとさ。

その死に際に、
「飲みすぎはアカン・・・
死んだ後は自分と同じような人を救うんや・・・」

と、そんな言い方だったかどうかはわかりませんが、
「酒のために身をあやまるものを救おう」と
遺言したといわれており、
死後に“酒封じの神”として崇められるようになりました。

なんだろう、
自分の過ちを教訓にしろよと後世に伝えている
美談のようにまとめられているけど、
ちょっと情けない人のお話ですね・・・(笑)

大多喜藩(おおたきはん。現在の千葉県)出身の
忠朝さんが大阪の地で眠っているのは、
この場所で死んだからなのと、
一心寺が家康公の本陣だったからでしょう。

ところで、
このお墓のまわりにはシャモジ
いっっっっぱいぶら下がっています。
どうやら昔から、
断酒祈願にシャモジを奉納していたそうです。
絵馬のように、
「断酒できますように」と書かれた
シャモジがたっくさん。
なんでシャモジなんでしょうね?
酒飲む前に米を食え、ってことかしら?

・・・うちの母が酒豪なんですよ。
休日は朝から飲んでる。
「掃除する前にエンジンかけるのに
ガソリン(酒)入れんと動かれへん」と。
酒以外の飲み物がないから、
子連れで実家に行くときは
麦茶持参で行かないと
飲めるものがない始末。
まぁそれでも、
健康診断オールAらしいから・・・まぁいいか。

2021.1.20 姫松なつき

参考文献:一心寺ホームページ(https://www.isshinji.or.jp/event_honda.html
戦国武将列伝Ω 武将事典(https://senjp.com/

 

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