大阪市立美術館『聖徳太子』展 ~日出づる処の天子~

皆さんご存じですかッ

来年2022年は、聖徳太子1400遠忌記念の年ッ!

なのですよ!!

聖徳太子は574年に生まれ
622年にお亡くなりになりました

来年でちょうど1400年ということで
聖徳太子にゆかりのある寺院では
大規模な法会等が催されるようです

さて
今日ご紹介するのは

大阪市立美術館で現在開催中の展示
「千四百年御聖忌記念特別展
聖徳太子 日出づる処の天子」
https://taishi1400.exhn.jp/

聖徳太子の生涯をたどり
没後の太子信仰の広がりを紹介する
企画となっているようです

9月4日から始まっていて
10月24日までの開催

コロナ大流行中ではありますが
こちらの展示はひとまず今のところは
開館しています
(※今後のさらなる流行次第では
どうなるかわかりません)

約200点もの展示品の中には
日本各地から集まる国宝10件に
重要文化財が47件もあるとのこと!
普段は寺院等に大事に大事に保管されているものも
多々あるはずなので
それを近くで見られるというのはとても貴重!!

しかし何気に一番気になってるのは

パンフレットにもサイトにも
山岸凉子氏の『日出処の天子』の一コマが
載っていること・・・!

『日出処の天子』・・・
(ファンの中では「処天(ところてん)」と呼んでる)
姫松なつきの好きなマンガトップ3に入るくらい
めっっっちゃ好きな作品

なのですが

なかなか独特な切り口の作品なんですよ・・・

母親からも恐れられるほどの
超能力的な力を持っている聖徳太子
(作中での名は「厩戸皇子うまやどのおうじ」)

そして、紆余曲折あり想いを寄せるのが
蘇我蝦夷そがのえみし
(作中では「毛人」と書いて“えみし”)

聖徳太子を主人公に、
歴史の流れには則った上で
少女漫画でありながら
まだボーイズラブというジャンルも
確立していなかった時代に
少年同士の友情を超えた情を描いた
それはそれはセンセーショナルな作品

にも関わらず
100年に一度という節目に開催される
大変豪華で大規模な展示の一部に挙げられるということは
やっぱり『処天』はすごいんやで・・・

すみません、思わず『処天』愛を語ってしまいました(汗)

聖徳太子は、日本仏教の開祖といわれています

空海や最澄といった日本仏教の各宗派の祖師たちも
あつく尊んだ聖徳太子

我々現代人だって、
ほとんど全ての人がその名前くらいは知ってるはずの
超有名人

十七条の憲法とか
冠位十二階とか
一度に10人の話が聞けるとかとか

歴史の授業の中身99%を忘れてても
これは覚えている人も多いに違いない

法隆寺に四天王寺といった
太子ゆかりのお寺の名前も
皆さんご存じのことと思う

でもねぇ・・・

わたし自身も、
聖徳太子のその生涯について
そして後世の太子信仰について詳しく説明して
って言われても、まぁ何も話せません

毛人とモニョモニョなシーンしか思い出せません
(それはフィクションや)

この展示は近々観に行くこととして
今一度、聖徳太子について調べてみよう・・・

今回の「聖徳太子」展
1400年遠忌記念にちなんだものなので
そうそうもうお目にかかれない品々もあるかと思います!

どうぞ皆さまもぜひ
芸術の秋の一つとしても
ご覧になってみてはいかがでしょうか♪

(学生時代、こんな感じの厩戸と毛人をノートにいっぱいラクガキしてたなぁ 笑)

2021.9.7 姫松なつき

 

「千四百年御聖忌記念特別展
聖徳太子 日出づる処の天子」

〈開催日時〉
前期:9/4㈯~9/26㈰
後期:9/28㈫~10/24㈰
(月曜休館。ただし9/20は開館)
9:30~17:00

〈場所〉
大阪市立美術館(天王寺公園内)
(大阪市天王寺区茶臼山町1-82)

〈観覧料〉
一般 1,800円(1,600円)
高大生 1,200円(1,000)
()内は前売料金。中学生以下無料

詳しくは展覧会特設サイトへ★
https://taishi1400.exhn.jp/

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