丸山大明神 ~祀られてるのはあの人~

梅雨の晴れ間に住吉すみよし大社周辺をぶ~らぶら

休日だったからか、住吉さんにはわりと人が。
この世の中・・・
みんな、神さんに祈るしかないんだろうなぁ

わたしは人を避けるため
実は行ったことがなかった末社や
近くのお寺にお参りに行きました。

しかし今回ご紹介するのは

丸山大明神(まるやまだいみょうじん)
(大阪府大阪市住吉区住吉2丁目14−5 )

こちらは住吉さんの末社でもなく
めっちゃくちゃ小さい神社なのですが

ここのご祭神がですね

住吉仲皇子(すみよしなかつみこ)なのですよー!!!

え、だれ?ですって?

仁徳にんとくさんの次男坊ですよ・・・!

履中りちゅうさんを殺そうとして
反正はんぜいさんに殺された人。
(詳しくは「反正天皇」
 「履中天皇陵古墳」をご参照ください★)

そんな住吉仲皇子
名前に“住吉”がついてる通り
住吉の地にゆかりのある人物でございました。

履中さんと争ったとき、住吉仲皇子サイドには
住吉と最も関係深い安曇連あずみのむらじ
ついているのです。
(安曇氏は海神わだつみを祖とする氏族!)

履中さんがいたのは難波宮。
履中さんサイドには
宮廷に仕える部下たちがついていました。

これまでの記事では、
住吉仲皇子 VS 履中さん としか書いてませんでしたが
住吉 VS 難波 という、
古代の二大勢力の衝突だったのかもしれません。

住吉仲皇子は天皇に背いて死んだわけなので
公式のお墓はありません。
しかし、縁の深い住吉の地にある丸山塚に
葬られ、後に丸山大明神を祀るようになったのだとか

兄貴の嫁を寝取った上で
兄貴を殺そうとしたというのに
こうしてちゃんと祀ってもらえて、よかったねぇ

・・・と、思うけど
この小さな神社のすぐ横に
住吉大社があるわけですよ。

住吉さんの第四本宮に祀られているのは
神功じんぐう皇后

そう
住吉中津皇子の偉大なるひいおばあ様が
真横でにらみをきかせてるのですよ・・・!

もちろん住吉大神もいるし。
他にもいろんな神さんがすぐ近くに
うじゃうじゃいるし。

どうにも、もう悪さしないように
見張られてる立地な気がしないでもないなぁ(笑)

2021.5.24 姫松なつき

参考文献:『移りゆく住よし』(著者:石田稔・石田和美)

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