生根神社は前にも取り上げました。
(「生根神社 ~お酒の神様と神功皇后の話~」)

前回のは、住吉大社のすぐ近くにある
住吉区の生根神社。

今回ご紹介するのは
大阪イチ治安の悪いイメージのある
西成区生根神社(いくねじんじゃ)です。
(説明が余計)

地下鉄玉手駅から歩いて3分くらいの所にあります。
(大阪府大阪市西成区玉出西2-1-10 )

生根神社のお祭りは
この辺ではかなり有名なのですが
住之江でも南の方に住んでたわたしは、祭りも神社も
行ったことがありませんでした。

住吉区の生根神社より、真新しい社殿。
それもそのはず、
大阪大空襲にて焼失してしまったために、
1966年に鉄筋コンクリート造りで
復興されたとのこと。


             /ペカー!\
こちらの生根神社も創建は不明とのことですが
玉出の産土神(うぶすながみ)(土地の守護神)として
住吉の生根神社から少彦名命(すくなひこなのみこと)の神霊を
分けてもらったことが始まりとされているそうです。

それ以前から蛭児命(ひるこのみこと)を祀っていたとの伝承もあり。
(蛭児命についてはまた改めて紹介します!)
また、明治初年には、大坂の筑前屋敷というところに
祀られていた筑前天満宮も合祀したので
こちらの生根神社のご祭神は、

少彦名命
蛭児命
菅原道真公

となっております。

だからちゃんと、牛さんいました!

                 /モーーーウ\

そしてその右隣に

                  /ゲロゲーロ\

・・・カエル。
これは、昭和14年に「玉出の商売人有志の会」
というところから奉納されたそう。
「お金がかえる」という商売人の願いに応える
石なのだとか。
大阪っぽい。

そしてさらに右に行くと

                  /ナンッキンッ\

・・・・・・かぼちゃ。え、なんで?

これは「こつま南瓜塚」というそうです。
昔この地は“玉出”ではなく、
“勝間(こつま)”という地名で
“こつま南瓜”が栽培されていたんですって。

古くから生根神社では「こつま南瓜」神事が
行われていたとのことで
現在も、冬至の日には「こつま南瓜祭り」が
行われてるんですって!

小豆をかけた蒸し南瓜がふるまわれるよう。
食べてみたいけど・・・

今年の冬至は、どうなってるでしょうねぇ・・・
(コロナ・・・)

参考文献:上の天神 生根神社
     大阪観光局公式サイト
Wikipedia(生根神社(大阪市西成区))

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