ご無沙汰しております。東雲雅です。
コロナが落ち着かず、姫松さん(埴輪さん?笑)が
日々嘆いてますね(笑)

私も寺社仏閣へは足を運べていないのですが
今日は、興味深いお話を読んだのでご紹介したくて。

『愛とまぐはひの古事記』(大塚ひかり著)にある、
「倭建命(やまとたけるのみこと)のエロス」の項。

(こちらの著書は、『古事記』の中の性愛について
(大塚さんは“まぐはひ”と表現)
いくつかの項をピックアップされた本。
『古事記』には、もちろん現代的なセックス的表現は
ありませんし、官能小説なわけでもありません。
ですが、大塚さんならではの視点で
古典の中から見出されたエロスを軽やかに語られた
なかなか興味深い古典エッセイなのです。)

ヤマトタケルについては
姫松さんが白鳥陵古墳の紹介で
少しお話されていました。
(「2021.3.8 白鳥陵古墳」)

この記事では、ヤマトタケルは日本中を征伐していった
ということしか書かれておりません。

ですが『愛とまぐはひの古事記』では
「残酷とエロス」「甘く危険なホモの香り」
と小題して紹介しております。
ふふ、興味深いタイトルでしょう?

ヤマトタケル最初の殺人は、双子の兄でした。
父(景行けいぎょう天皇)の命令に従わなかった兄を
ヤマトタケルは何の武器も持たず、素手で
“つかみつぶして” “手足を引き抜いて”
殺してしまいます。

しばらく息子の姿を見なくて不審に思った天皇が
ヤマトタケルに訊ねると

「お父さんの言うことを聞かない兄さんなら
 手足引き抜いて捨てといたよ?」


ああ・・・ゾクゾクする狂気じゃない?♡


だけどそんなヤマトタケルに恐怖を覚えた天皇は

彼を地方の征伐へと、遠征と称して遠ざけました。

そして起こる第二の殺人。
父に征伐してこいと命令された、
朝廷に背く「二人の熊曾建くまそたける」という者。

屋敷に新しいむろを造った新築祝いをする熊曾建邸へ
“少女のように髪を結い” “女物の着物を着て”
完璧な少女の姿となって、ヤマトタケルは紛れ込みます。
このとき齢15。

熊曾建兄弟は

「すごい美女だ!」と興奮。

二人の間に座らせて、酒を飲ませ
「戯弄」(弄んだ)・・・と、日本書紀にはあります。
「戯弄」としか書かれていないため
どう弄んだのかはわからないけど・・・ふふ。

そして宴もたけなわ、
熊曾建兄弟に酔いが回った頃
少女に扮したヤマトタケルは、
ふところから剣を取り出し熊襲建兄を一突き。

さらに弟も捕まえ “尻から刺し貫き”
艶やかに、“熟れた瓜を切るがごとく”
スパッと斬り殺しました。

想像すると、なんとも言えない感じ・・・♡

少女と見まごうほどの華奢な男が
野蛮な男の尻に突き刺すなんて・・・

あは♡

長くなっちゃいましたが、
もう一つエピソードがあるので・・・

それはまた、次回に。

2021.5.10 東雲雅

参考文献:『愛とまぐはひの古事記』(大塚ひかり 著)

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