先日、れいちゃんに丸投げされました開口あぐち神社
(れいちゃんの記事、
開口神社~晶子の恋みくじで、まさかの!~」も
ぜひ読んでくださいね♪
ラブラブしてておばちゃん砂吐くわ←)

先日わたしも行ってきたので
歴史や神さんのことをご紹介したいと思います★
(最近糞尿話が続いてましたので、お口直しに・・・笑)

っていうかね
わたし、行ったことあるのよ、冬くらいに
にっしゃんと行ったの、実は。
(最近この人登場しないね)

そしてね、わたしも晶子の恋みくじ引いたの
興味本位で(すみません)

なんて書いてたかな・・・
「熱くなりすぎるな落ち着け」みたいな・・・

わたしが引いても意味ないおみくじだったな・・・と思って
それから開口神社自体調べることなく
時が過ぎておりました←

というわけで、満を持しての紹介です!!

***

山之口商店街が参道となっている開口神社

(堺市堺区甲斐町東2-1-29)

(これが商店街のアーケードから見た鳥居)

ちょっと、びっくりするくらい歴史の深い神社でした
なんかしらんけど、なんか侮ってたの(ぉぃ

驚くなかれ

創建したのは、神功じんぐう皇后なのです

えーーっ!?!?!?
(おまえが驚くんかい)

最近あまり登場してなかったのでおさらいしましょう

神功皇后とは
日本一の古墳に眠る仁徳にんとく天皇のおばあちゃん

臨月をとうにすぎた身重な体で三韓討伐という
偉業を成し遂げたパワフルな人

なおかつ住吉大社の神さんでもあるお方
(詳しくは「住吉大社の神様②」をご覧ください)

三韓討伐して無事日本に帰ってきて出産した神功皇后ですが
やれやれもう安心、ということはなくて
都に戻ってくるともうひと悶着ありました

忍熊王おしくまのみこの反乱という事件です

神功皇后の旦那さんである仲哀ちゅうあい天皇の
もう一人の嫁の息子である忍熊王
神功皇后が出産したとあっては自分が天皇になれないかもしれない!
ということで、殺しにかかってきたんですね

負けるわけにいかない神功皇后は戦勝祈願をしました
その際、とある老漁師が鯛を献上しまして

「まあなんて縁起の良いこと!」

と喜んだ神功皇后は

「八重潮路に向かう地に塩土老翁しおつちのおじの御魂をお祀りなさい!」

と詔を出しました

八重潮路というのは、果てしなく続く長い海路のこと
それがちょうど、堺の地だったんですね
こうして、塩土老翁を主祭神とした開口神社が創建されたのでした

塩土老翁・・・
この神さんも、いつぞや登場しました

これこれ
大海神社をご紹介したときに出てきました
兄の大事な釣り針を無くした山幸彦やまさちひこ
海神の宮殿へ行くよう助言したじいさん
(「大海神社②~もしやこれは竜宮城!?~」も
ぜひごらんください♪)

しかしこのときは、塩土老翁がそもそも何の神か
お話しておりませんでした

“シホツチ”というのは
「潮つ霊」「潮つ路」という意味で
潮流を司る神・航海の神とされています
また、塩作りの神さんでもあります

そして、“老翁”という字の通り、見た目はお爺さん

塩土老翁はただの海の神というだけではなく
日本神話においては、とても幅広い知識を持った
人生経験(神生経験?笑)豊富な神さんとして描かれていて
神話の登場人物に色々と情報を与えたり
どうすればいいかを教えてくれる
重要な役割を持っている神さんなんですって
(山幸彦に案内したのも、そういうエピソードの一つというわけですね~)

さらには、命の根源を守る神ともいわれていて
安産の神さんとしても崇められています

そんな塩土老翁を祀ることで始まった開口神社ですが
1113年に、開口神社のある開口村と、
近くの木戸村、原村という村の神社が併合されて
元木戸村の神さんだった素戔嗚尊すさのおのみこと
元原村の神さんだった生国玉魂いくくにたま神も
一緒に祀られています

                                                        /本殿\

ところで

超個人的な感想になるのですが
塩土老翁っていう神さんがご祭神って知って
フォオオオ!!とテンション上がったんです↑↑

というのも
冬に訪れた時も、ご祭神の名前くらいは
チェックしたと思うのですが
その頃はまだ、塩土老翁の名前を知らなかったので
誰やろ、と思いながらスルーしたの(汗)

それが、大海神社について調べたときに知って
そうして覚えていた神さんの名前を開口神社でみつけて

こ、この名前は!
あ、あのときの・・・!(ピーン!)

ときたんです

神功皇后の経歴や、塩土老翁という神さんを知った今
その二つの名前を見た時に
自分の知識がちゃんと脳ミソにインプットされていて
“あの人があの時にこうしたから、この神がここに”
という一連の流れが頭にスムーズに入ってくる、この感じ

歴史や神話に詳しい人なら
何をいまさらなこと言ってんの、と
一蹴されてしまいそうな些細なことですが

自分が調べたことが自分の身についてることに
ちょっとした感動を覚えている3〇歳なのでした(笑)

神社は好きだけど歴史は難しくて・・・
というような方々!
ぜひ姫松と一緒にお勉強しましょう♡(笑)

さてさて、無駄に自分語りを挟んで長くなってしまったので
今回はこのへんで。

でも、開口神社についての紹介はまだあるので
次回へ続きますよ★

2021.11.26 姫松なつき

〈参考文献〉
●開口神社ホームページ
https://aguchi.jp/

●Wikipedia(開口神社、塩土老翁)

●日本神話の世界
「塩土老翁」
https://shinwanosekai.info/shiotsuchinooji.php

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る