ハイ、というわけで本日は
大依羅おおよさみ神社の境内をご紹介~~

その前に、大依羅神社について軽くまとめましょう

大依羅神社は大阪市住吉区にあって
『延喜式』にもその名が載っている古社

創建1800年以上の歴史がある住吉大社よりも
古いとされていて
平安時代には天皇の即位儀式にも参加するなど
住吉大社と並ぶ有力な神社でした

この地の豪族・依羅よさみ氏が、その祖先をお祀りしたことに
始まるのですが
中世期に依羅氏が滅ぶと神社も衰退していき
今では地元民もあまり知らない神社となっています

が!

神主さんのインスタ活動により、
少しずつ知名度が復活してきたというのが
前回のお話です♪
詳しくは前回記事をお読みください◎
(「大依羅神社①」)

衰退していき知名度が低い、とはいえ
明治時代には近隣の神社6社をも合祀した
大きな神社でございます

グーグルマップ先生の教えの通りに行くと
ここへたどり着きました
遠くからでも立派な木々がもさもさしているのが見えるので
ある程度近くまで行けば迷わないと思います

ここは神社の北側にあたり
現在の表門ですが、昔はこっちが裏門だったそう

反対の南側にも鳥居があって、こんな感じ↓

(左側に見えるグラウンドが、阪南高校)

まだ枯れ木ですが、桜並木の表参道って感じがしますね

もともと、大依羅神社のほとりに
依網池が広がっていたそう

鳥居の正面にある空き地に、ぽつりと石碑だけ残っています
(公園ってなってるけど、遊具もベンチも何もない・・・)

ここに、ユニバと同じくらいか、ヘタしたらそれ以上の
でっっっっっかい池があったんですよ
それが今や完全に埋まってしまってるなんてね

南鳥居側にはこの石碑と
あとは入り組んだ住宅街になっていて
すぐ大和川の土手になっているので
おそらくグーグルマップでナビしてもらったら
北鳥居の方へ到着すると思います

北門をくぐったところ↓

木々が多くていい雰囲気
あたりは住宅地なので静かです
(が、横が高校だから時間帯によってはワイワイ聞こえるかも?)

さらに奥へと進むと本殿が見えてまいります
それにしても、木がほんとすごいのよ
夏は虫が多そうでちょっとコワい←

でも、古い神社って大抵立派な木がいくつかありますよね
ご神木が1本だけドーン!というところもあるでしょうし
わりと殺風景だなぁというところもあるかもしれませんが
元来、日本人は神さんが降り立つ場所として
気を植え森を育てたといわれていて
そこは「鎮守の森」と呼ばれています

大依羅神社境内の森は、「依羅杜よさみのもり」と呼ばれていたと
『摂津名所図会』にも記されています

そしてこちらが拝殿
コンクリート造で比較的新しく見えるのは
昭和44年の火災で燃えてしまって立て直したからですね

ここに、依羅一族の祖先である建豊波豆羅和気王たけとよわずらわけのきみ
住吉三神と、その他たくさんの神さんたちが祀られています

 

拝殿向かって左手、境内南側にあるのが
芸能・芸術の神さんである天之鈿女命あめのうずめのみことを祀った神楽殿

神楽殿の右に小径があって、突き当りには

小さな祠があります
(フェンスの向こうは阪南高校のグラウンド)

これは末社の龍神社
その名の通り、ご祭神は龍大神
つまり、龍神さんですね

かつて依羅池には、龍蛇が住んでいて
この祠は龍神井という井戸

ある日、とある農夫が池の付近を歩いていると
美女が「ちょっと・・・」と呼び止めるではありませんか

美女に声を掛けられたら聞かないわけにはいかない
話を聞いてみると

「私は池の龍蛇なのですが
 池の底に沈んでいる鉄を取り除いてほしいのです・・・」と

いくら美女の頼みとはいえ
農夫は泳げなかったので断ろうとしたのだけど

「大丈夫、私が水辺まで波で打ち出すから・・・!」

すると美女は水底へ消え
そして波が天を衝くほどの暴風が起こると
鉄の塊が水辺に打ち上げられていました

(自力でなんとかなるやん・・・)と
農夫が思ったかどうかはわかりませんが
農夫はそのまま鉄を陸にまで引き上げて池から取り除きました

再び美女が現れて

「どうもありがとう・・・!
 お礼に、もし水不足になったときは
 この井戸の水を汲んで供えて祈れば必ず雨を降らせるわ」

と言って、井戸に入っていきました

そんな伝説があるんですね~~
干ばつの際には、近年に至るまでここで雨乞いの祈祷を
行っていたそうです

その他、鬱蒼とした木に囲まれた稲荷社や

(あんまりお稲荷さんっぽく見えませんが、
 宇迦之御魂命うかのみたまのみことが祀られているのでお稲荷さんです)

 

こちらは道祖神社
ご祭神は八衢比古命やちまたひこのみこと八衢比売命やちまたひめのみこと久那土神くなどのかみ
古来、道の分岐点や峠、村の境などで
外からの外敵や悪霊の侵入を防ぐ、
道を守る神さんとして信仰されていました

 

そしてこちら
なんか質素な古民家みたいな佇まいですが・・・
神功じんぐう皇后がお祀りされています
えらい質素な所に住んではる・・・(笑)

旧神楽殿のようです
先に紹介した天之鈿女命の神楽殿の方が新しいんですね

その他、天照大御神や菅原道真公
白龍大神やイト大神の末社もあります

・・・イト大神の祠なんかどこにあったんやろ・・・
大依羅神社ホームページにある写真を見ると
めちゃくちゃ小さい祠のようで
起源も不明とのこと

「イト大神」とググっても何もヒットしない・・・
何なんでしょうか

最後に、本殿の前にあるご神木がこちら

大きすぎて写り切らない・・・!

八衢やちまたの木」と呼ばれています

昭和30年に落雷の直撃を受けましたが
長い年月をかけて奇跡的に再生したそう

そういえばわたしが参拝したとき
熱心な参拝者の方がこの木に手を当て
じっと祈ってらっしゃいました

奇跡的な再生を遂げたパワーに
あやかってらっしゃったのかもしれませんね

大依羅神社は昔から
「水の神さま」
「穢れを祓い、良き流れへと導く浄化の地」
と呼ばれていました

それは、元々この地には池や川など
非常に豊かな水に恵まれていたことに由来します

現在でも神社の真下には豊かな水脈があるとされ
それゆえに、今でも依羅の杜は
よく生い茂っているのでしょう

ああ

次の厄年絶対ここでお祓いしてもらお・・・!

厄除けの他にも
除災招福・初宮・安産祈願・七五三・交通安全・
合格祈願・心願成就・地鎮祭などなど
色々な御祈祷をしていただけるようなので
ぜひ皆さま、住吉の古社・大依羅神社においでくださいませ♪

神主さんからのアドバイスで

「大依羅神社は下からのアングルか
 上からのアングルで撮ることをおすすめしますよ☆」

とのこと
神主さんはいつも
地面に這いつくばって撮影されてるそうです・・・(笑)

そしてインスタに写真を上げる際は
ぜひ@ooyosamiをメンションしてくださいね★

2022.3.20 姫松なつき

〈参考文献〉
●大依羅神社ホームページ
https://yosami-jinja.com/

●いにしえの都 にっぽんの神社・パワースポット巡礼
「大依羅神社|名神大社|水の気配があふれる浄化のパワースポット」
https://spiritualjapan.net/12565/

●神社巡遊録
「大依羅神社」
https://jun-yu-roku.com/settsu-sumiyoshi-niwai-oyosami/

●大阪市ホームページ
「大依羅神社・依網池跡」
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000009397.html

●大阪あそ歩
「日本最古の溜池・依網池と大和川」
https://www.osaka-asobo.jp/course/pdf/m/download/i/27

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