去年の夏だったと思う・・・

下寺町を探索していて発遣した
〈天王寺七坂スタンプラリー〉

近々やろう!と思って
生玉神社でスタンプラリーの台紙を買っておいたんですよ

やーーー
近々いうて、1年弱かかりました(笑)

満を持してようやくスタンプラリーをするために
まず谷町九丁目にやってきたのですが

先にいうと

ラリーできておりません

誓って!ちゃんと七坂全部歩いてきたので
その写真はこれからご紹介していきますが

スタンプラリーできませんでしたぁ・・・

わたしが台紙忘れたわけでもないのよ
スタンプはちゃんと押したの

最初に生玉神社でスタンプ押そうとしたんですけどね
神社の記念スタンプはあれども
七坂スタンプラリーのスタンプがなくて
おや・・・?と思って掲示物をよくよく見たら

「全7種類のスタンプはすべて天王寺区民センターに置いてあります」

という・・・

なぁぁあんだってぇぇえええ!!!!!

念のために社務所の方にも聞いたけど、
区民センターに移動しましたと言われ

天王寺区民センターは谷町筋にあって
七坂のちょうど中間地点くらいにあるんですね・・・

北から3本目、口縄坂を上がってから
区民センターに行って、受付の人に訊ねると
スタンプ7つ入ったカゴを出してくださいました

「これから歩かれるんですか?」

と聞かれ、思わず

「いえ、もう歩いてきました~♪」

って言ってしまいましたウソつきました←

全部歩いてから区民センターまで戻ってくるの
しんどかったんやぁ・・・

「じゃあ、完歩賞もお渡ししますね!」

って言われて
完歩する前に完歩賞いただいてしもうた←←

ちゃ、ちゃんと、最終的には全部歩いたから!!!!!

そして、どうして寺社へのスタンプ設置をやめたのか
伺いましたらね

「愛染堂さんで、重要文化財にスタンプを押されるという
 事件があって・・・かなり問題になったんです」

とのこと

え、ぇ・・・なんてことしてくれんの・・・

「誰がどうしてやったのかはわからないんですが
 とりあえずスタンプはこちらで全て回収することになり・・・」

と、いうことでした

何も知らない幼児がやってしまったのか
あるいは、心無い人のいたずらなのか

ああ、最近よくデジタルスタンプラリーというものをみかけますが

スタンプラリーはスタンプ押してナンボやん
と思ってたけど
こういう悪質ないたずら対策になるんだな・・・と思いました

いや、経費削減とかゴミが出ないようにとか
理由は色々あるでしょうけども

史跡巡り系のスタンプラリーは
全国どこでも色々あると思いますが
っていうか、史跡に限らずですね
スタンプラリーのスタンプは
紙にしか押しちゃだめだから・・・!

なんてこと、99.99%の人はわかってる
あたりまえのことなんですけどね

スタンプラリーに関してはかなり残念でしたが
天王寺七坂、とても面白かったので
史跡ウォーキングとしてご紹介していきまーーーーす!!

***

天王寺七坂についてはこちらの記事でも紹介しています
 ⇒「天王寺七つの坂

が、改めて少し

大阪市の中心部には上町台地があります
大阪市民ならだいたい小学校の社会の授業で習うけど
大阪市以外の大阪人もあんまり知らなかったりする台地

昔々、古代の大阪はほとんどが湖で
陸続きの平野になったのはわりと最近のこと
でも、上町台地のとこだけ小高く盛り上がっていたので
昔の人はそこに都を築いてたわけですね

上町台地という土地はいろんな歴史がギュッと詰まってて
昔から寺社仏閣の多い場所です

大坂の陣で壮絶なバトルが繰り広げられた天王寺も
ちょうど上町台地にあります

そんな上町台地の西側には
7つの古い坂があって、これを「天王寺七坂」と呼んでいます

北から、
生玉真言いくたましんごん源聖寺げんしょうじ口縄くちなわ愛染あいぜん清水きよみず天神てんじん逢坂おうさか

源聖寺坂と口縄坂の間にもう一本
学園坂という名前の坂があるのですが
これは含まれていません

たぶん・・・比較的新しい坂だからかな?
大阪夕陽ケ丘学園高等学校の南に隣接した坂ゆえ
「学園坂」と呼ばれるこの坂は
昭和12年の都市計画道路として新設された道

他の坂はいつできたのかは定かではありませんが
徳川家康がお寺を整備した下寺町が
ちょうどこの坂のあたりで
寺と寺の間に細い坂があるということは
整備される前からあったんじゃないかと思われます

さて、そんな七坂
わたしは今回、北側から攻略していきました◎

大きな千日前通りから、南に入る比較的短くて緩やかな坂
生國玉神社へ続くこの坂は
〈生玉真言坂〉と言います

この辺りには、明治の廃仏毀釈まで
生國玉神社の神宮寺だった法案寺をはじめとする
真言宗の仏教寺院が十坊があったことが
坂の名前の由来になっています

上ってそのまま神社へ入ると
摂末社が並ぶ場所になりますが
生國玉神社は見どころが多すぎて全部は見て回れなかったので
本殿へ向かいお参りをして

それから・・・
本殿横にあるはずのスタンプがないことにショックを受けました・・・(笑)

生國玉神社の東の鳥居を抜けて南へ

次は西へ下る、〈源聖寺坂〉

写真じゃわかりにくいですが
なかなか急な坂道
この坂道沿いに住んでる人、買い物大変そう・・・(笑)

石畳は大変趣きがあるけど
正面のタワマンが景観をぶち壊してる気がしてなりません←

下ってから、上の方を見た図
最初はなだらかだけど、階段のところがなかなか急なのよ

坂の北隣が源聖寺というお寺で
この寺の境内を削って東西に抜ける道を造ったことが
坂の名前の由来になっています

織田作之助の『夫婦善哉』の舞台にもなっているのだとか
・・・どんな話か全然知りませんが←

坂を下りきると松屋町筋に出ます
左手に寺町を見ながら南下

途中学園坂がありますがスルーして
続きましては〈口縄坂〉

一見なだらかそうな道が続いているように見えますが

最後に微妙にハードな階段があります

左右にあるお寺の木が、
細い坂道にトンネルを作るように伸びていて
なんかねぇ、石畳の雰囲気もあって
ジブリの世界みたいなんですよ!
『耳をすませば』にこんなシーン出てきそう!!

上から見た感じ↑
七坂の中では、この坂が一番雰囲気あって好きかもしれない~

口縄坂の由来は、坂の下から眺めると
道の起伏が“くちなわ”(蛇のこと)に似ているから

・・・そんなこというたら、
七坂のほとんどが“くちなわ”になりそうやけど(笑)

あるいは、大阪城築城の際の測量起点(縄打ち口)だったから
ともいわれているそうです

そのままさらに東へ進むと谷町筋に抜け
ちょっとだけ北に戻って区民センターへ

坂探検途中だけど、スタンプを全部押す暴挙をします(笑)

長くなったので、続きはまた来週~~

ちゃ、ちゃんと全部歩いたんだからね!!!!!

2022.5.8 姫松なつき

〈参考文献〉

●坂学会
「学園坂」
http://www.sakagakkai.org/profile/Osaka/gakuen.html

●天王寺区ホームページ
「天王寺七坂」
https://www.city.osaka.lg.jp/tennoji/page/0000501824.html

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