住吉大社の神様①

皆さまこんにちは、姫松なつきです♪

身近でありながらちゃんと知らない住吉さんについて、
改めてきちんと調べてみました。

まずは一番肝心なご祭神について書きたいと思います!
住吉さんには本殿が4つあり、
それぞれに神様が祀られております。

第一本宮 底筒男命(ソコツツノオノミコト)
第二本宮 中筒男命(ナカツツノオノミコト)
第三本宮 表筒男命(ウワツツノオノミコト)
第四本宮 息長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト)←神功皇后のこと

住吉大神について話す前に、まずは国生みの話なども少し。
かの有名な日本書紀では、
世界の始まりは〈混沌〉だったんですね。
ぐっちゃぐちゃ。
そこから色々あって陰と陽(男と女の区別)が生じ、
伊弉諾尊(イザナギノミコト ♂)と
伊弉冉尊(イザナミノミコト ♀)が出てきて、
すべてのものを生んだとされています。

イザナギ・イザナミ、というのは
聞いたことがある人も多いのではないかしら。
なんか、小説とかゲームとかでも出てきますよね。

この二人が、山の神だとか海の神だとか
諸々の自然神というものを生むのですが、
イザナミは火の神に焼かれて死んじゃいます。
せっかく創ったのに何やってんだい!
って感じですが(苦笑)

ここで旦那であるイザナギは、
嫁を救うために黄泉の国へ行きます。
すごいファンタジー★
だけど当然イザナミは死んでるわけです。
火の神にやられたのだから、
でろでろのぼろぼろだったかもしれない。
そこでイザナミは、

「なんでわたしの死に様見ちゃうのよバカーーー!!!」

と、キレます(笑)
好きな人には綺麗な姿だけを
見ていてもらいたかった
とかいうところでしょうか。
いやでも、
せっかく助けに来たのに
地上に追い返される旦那・イザナギ・・・

とにもかくにも、
黄泉の国で穢れてしまったということで、
イザナギはとりあえず身に着けていた
服とか杖とか腕輪とかを全部、
ぺぺぺっと捨てていきます。
ここで12人の神が生まれます
(わりとぶっ飛んでると思う)

次に海で身体を洗ったときに、
10人の神が生まれます。
その中でも、
海の底で洗ってる時に生まれたのが底筒男命、
海中で洗ってる時に生まれたのが中筒男命、
海面で洗ってる時にうまれたのが表筒男命
というのちの住吉大神ズでした。

ちなみにその後さらに、
左目ゴシゴシしてるときに生まれたのが
天照大御神(アマテラスオオミカミ)、
右目ゴシゴシしてるときに生まれたのが
月読命(ツクヨミノミコト)、
鼻ゴシゴシしてるときに生まれたのが須佐之男命・・・

いや、もうちょっとなんか良い生まれ方あるやろ(笑)

あくまでも神話ですからね。
ファンタジー。
とはいえそういうわけもあって、
住吉さんは祓の神(禊祓の際に出現したから)、
航海安全の神(海生まれだしね)と
言われているわけですね!

長くなってしまったので、
第四本宮の神功皇后については、
次の記事にてお話しします♪

参考文献:「日本の神話 古事記」(http://www15.plala.or.jp/kojiki/
『古事記・日本書紀を知る事典』(著者:武光 誠)

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