以前、岸和田の意賀美(おがみ)神社をご紹介しました
(「意賀美神社」)

岸和田に龍神のいる滝があるなんて!と
驚きましたが
泉佐野にも龍神がいました
やはり名前は意賀美神社
(泉佐野市上之郷45)

近くには、樫井(かしい)川が流れております

こちらの意賀美神社の創建や由来は
不明とのことですが
『延喜式』に記載されているので
かなり古いことは間違いありません
(『延喜式』とは、平安中期・延喜年間に
 編纂された、当時の法令集みたいなもの。
 ここに、この当時あった神社については
 一覧が載せられている)

本殿の建立年代は室町時代中期で
泉佐野市の神社建築では最も古いものだそう

ご祭神は水の神、高龗神(たかおかみのかみ)

岸和田の意賀美神社は闇龗神 (くらおかみのかみ)

(※岸和田の意賀美神社の記事では
「おかみ」の漢字が「淤加美」となっていますが
これは『古事記』表記
」は『日本書紀』表記、という違い)

この神さんは、日本神話において
イザナギがカグツチという火の神を
斬り殺した時に生まれたとされています

でも、闇龗は『記紀』両方に登場するけれど
高龗は『日本書紀』のみに登場します

剣の柄に溜まった血から生まれたのが闇龗
カグツチを斬って生じたのが高龗

・・・いやほんと
何からでも神さん生まれますね・・・(汗)

何はともあれ、どっちも龍神ではあるのですが
まだ少し違いがあって

一般的に、
闇龗は「谷間に流れる川を司る龍神」
高龗は「山に降る雨を司る龍神」
と、されています

うん、岸和田のは確かに山間に滝があって
そこから川が流れてましたね

泉佐野は、樫井川の水神として祀られたものと
考えられていますが
この辺りは瀬戸内海式気候で降雨が乏しく
大きな河川もないので
貴重な樫井川の水を守りつつ
雨を求めて祀られたのかなと考えてみたり。

さて
わたしは川の方から橋を渡って
北側の鳥居から入りました
(東側にも鳥居があります)

なかなか神聖な雰囲気のある鳥居

階段を上っていくと、開けた場所に
大きな拝殿がドォンとあります

拝殿の奥に本殿があるわけですが
ここは拝殿の裏側に回って
本殿を見ることができました

3つ鳥居がありますが
真ん中が、主祭神の高龗神が祀られている本殿

本殿の左側には若宮(わかみや)神社
右側には弥栄(やえい)神社があります

若宮神社の祭神は菅原道真

弥栄神社の祭神は牛頭天王(ごずてんの)・スサノオ

せっかくなので
この階段も上がって拝もうと思ったら

おネコ様がおくつろぎあそばされていまして

神さまの前に、ネコ様にへこへこしちゃう人間(笑)
通りがかったらすぐに逃げちゃいました

本殿の写真はうまく撮れず・・・
格子があるもんでね・・・(笑)

      (ぬぅ・・・)

この本殿は、国の重要文化財にもなっているそうです

どうぞ皆さん、自らの目で覗きに行ってください

意賀美神社境内には、ここに並んでる以外に
もうひとつ神社があるのですが

長くなったので、それはまた、次回に。

 

2021.7.9 姫松なつき

参考文献:いにしえの都 にっぽんの神社・パワースポット巡礼
     「闇龗神・高龗神」
     (https://spiritualjapan.net/11918/

     神社巡遊録
     「意賀美神社(大阪府泉佐野市上之郷)」
     (https://jun-yu-roku.com/izumi-hine-kaminogo-ogami/

     戸原のトップページ
     「意賀美神社」
     (http://www.y-tohara.com/izumi-okami.html

     Wikipedia(淤加美神)

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